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仙台ゆかりの著名人シリーズ(魯迅)

  • Post on 2018.08.20 11:15
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魯迅というと、おそらく多くの方が中学・高校の国語で習っているかと思います。中国の近代文学における巨人であり、日本とも深い関わりがありました。今回はそんな魯迅についての、日本でのエピソードを交えて紹介します。

魯迅像_市博物館


【魯迅の生涯】
1881年、浙江省紹興市に生まれた魯迅は、本命を周樹人と言いました。早くから西洋文学や哲学に興味を持っていましたが、意外にも最初は理系の道に進んでおり、1902年に国費で日本に留学します。1904年には仙台医学専門学校(現在の東北大学医学部)に進学し、医学を学びました。学校初の中国人留学生ということで、学費の免除などの厚遇を受けています。しかし、突然学校を退学してしまいます。授業で日露戦争などの幻灯写真(スライド)を見たことがきっかけで、中国人がロシアのスパイとされて殺されるところや、それを止めずに興味ありげにただ見ているだけの中国人の姿があったのでした。それに衝撃を受けた魯迅は、医学は重要ではないという考えになり、中国人の精神を改造するには、文芸しかないと思ったそうです。

魯迅下宿跡


下宿跡石碑


1909年に中国に帰国し、教師として生計を立てました。そのころ、古文(書き言葉)から白話(話し言葉)への転換を進める「文学革命」が起こり、魯迅はその波に乗って「狂人日記」、「孔乙己」、「阿Q正伝」などの作品を発表しています。
1926年に抗日を叫ぶ学生たちが軍に殺されると、魯迅は、公然と国民党政府を批判し、指名手配のひとりとなって潜伏生活を余儀なくされました。この辺りから政府に目をつけられるようになり、上海に戻っても、たびたび発禁処分を受けていました。しかし文学者・思想家として国民党の独裁を批判し続けたのでした。
1936年に、持病の喘息の発作により急死しました。多くの文学者や知識人たちに惜しまれながら55歳の生涯を閉じました。


【日本での出会い】
仙台医学専門学校時代に、恩師・藤野厳九郎との大きな出会いがありました。
魯迅の作品には「藤野先生」という短編があり、これはまさにその藤野厳九郎との交流を回想した作品なのです。中国からやって来て間もない魯迅が講義を受けていると、藤野先生はノートが取れるかと尋ねたそうです。”どうにか”と答える彼に藤野先生はそのノートを寄こすように言い、持ち帰って全て添削してくれたといいます。それは魯迅が学校を去るまで続いたそうです。
魯迅が帰国する際、藤野先生は自分の写真の裏に「惜別」の文字を添えて贈りました。これは現在、北京の魯迅博物館に展示されています。このエピソードに刺激を受けて、太宰治もこの事実を踏まえ「惜別」という作品を書いたそうです。

藤野先生


【なぜ日本人は魯迅が好きなのか】
実は、魯迅の作品は中国よりも日本で読まれているようです。というのも最初に触れたように、日本では国語で必ず学んでいます。魯迅の作品は難しいと言われるが、教科書で取り上げる「故郷」などは読みやすい作品なので、私たちは魯迅という作家に入っていきやすい土壌があるといわれています。また、中国近代文学の先頭に立った偉大な彼が、ここ日本でスタートを切ったという親近感があるのかもしれないですね。

map.jpg


【関連施設】
・仙台医学専門学校時代の下宿先。気にかけないと素通りしてしまいがちですが、今から100年以上も前に住んでいた建物が残っている事がすごい!
・東北大学片平キャンパスに現在も仙台医学専門学校時代の講義室が「魯迅の階段教室」として
残されており、申込することにより見学可
・魯迅像、生誕100周年記念樹等仙台市博物館に置かれています。











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仙台七夕まつり

  • Post on 2018.08.06 10:24
  • Categry : 未分類
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こんにちは、仙台では今日から『七夕まつり』です。
この街の唄『青葉城恋唄』にも唄われています。歌詞を紹介しましょう。

広瀬川流れる岸辺 想い出は帰らず
早瀬踊る光に 揺れていた君の瞳
時はめぐり ♬ また夏が来て ♪
あの日と同じ 流れの岸
瀬音ゆかしき 杜の都
あの人はもういない

2012七夕祭り画像6

七夕の飾りは揺れて 想い出は帰らず
夜空輝く星に 願いをこめた君の囁き
時はめぐり ♬ また夏が来て ♪
あの日と同じ 七夕祭り
葉づれさやけき 杜の都
あのひとは もういない

2012七夕祭り画像1

青葉通り薫る葉みどり 想い出は帰らず
樹かげにこぼれる 灯火に ぬれていた君の頬
時はめぐり ♬ また夏が来て ♪
あの日と同じ 通りの角
吹く風やさしき 杜の都
あのひとは もういない

2012七夕祭り画像4


時はめぐり また夏が来て
あの日と同じ 流れの岸
瀬音ゆかしき 杜の都
あの人はもういない
( 1978年 )

新幹線で仙台駅を降りると この曲のメロディーがお迎えします。
【 仙台七夕まつり 】 本日8月6日(月)7日(火) 8日(水)開催
日帰りでも楽しめます。ご来仙 お待ちしております。

仙台支社 坂口


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